米Googleは7月9日(現地時間)、中国政府が同社のインターネットコンテンツプロバイダー(ICP)免許を更新したと発表した。
同社は3月に、中国政府の検閲を理由にGoogle.cnを停止し、香港版へのリダイレクトで中国のユーザーに検索サービスを提供した。これに対し、中国政府がこの手法を続ければICP免許を更新しないとしたため、Googleは6月30日の免許更新日の前に、自動リダイレクトを中止し、香港版GoogleにリンクしたGoogle.cn内のランディングページに誘導する手法に変更した。この手法であれば「自主検閲をしない」という原則を守ったまま現地の法律にもかなうとし、この変更に基づいて更新申請を再提出していた。
同社の最高法務責任者を務めるデビッド・ドラモンド氏は公式ブログで「中国政府がICP免許を更新したことを非常に嬉しく思う。中国のユーザーに向けてWeb検索をはじめとする各種サービスを提供し続けられることを期待している」と語った。
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