米Microsoftは8月10日(現地時間)、検索エンジンBingの検索結果でのWolfram|Alphaのデータ利用範囲を拡大したと発表した(日本のBingには反映されていない)。
Microsoftは2009年11月にWolfram|Alphaとの提携を発表し、高度な数学の計算結果やカロリー計算などの検索結果でWolframのデータを採用してきた。
今回の拡大で、「フランスのGDP」「インドと中国の人口比較」「水の沸点」など、学校の社会科や理科で学ぶようなテーマを検索すると、検索結果ページのトップにWolframからのデータが表示されるようになった。結果の下には「Data provided byWolfram|Alpha」と表示される。
また、祝日の曜日や月日(米国の祝日は「○月の第2月曜」などと設定されていることが多い)の結果でもWolframのデータがトップに表示される。
Microsoftは今後もWolframのデータ採用範囲を広げていくとしている。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR