米AT&Tは1月5日(現地時間)、LTEサービスを2011年半ばにスタートすると発表した。第1四半期(1〜3月)には米Motorola Mobilityと台湾HTCのLTE対応端末を独占的に発売する。
2013年末には全米でのLTEネットワーク構築を完了させる見込みという。また、同社が2009年末から行っているHSPA+への移行はほぼ完了し、下りでは最大6Mbpsの通信速度を実現していることも明らかにした。
対応端末は、2011年末までに20種類のスマートフォンやタブレット、ネットワークカードなどを提供する。そのうち12機種がAndroid端末になるという。第1四半期にはデュアルコアのNVIDIA Tegra 2搭載の「Motorola ATRIX 4G」と次世代HTC Sense対応の「HTC Inspire 4G」が、第2四半期には韓国のSamsungから4.5インチの大画面と薄さが特徴の「Samsung Infuse 4G」が発売になる予定だ(いずれもOSはAndroid 2.2)。また、今夏にLTE対応のAndroidタブレットをローンチする計画もあるという。
LTEサービスは、米国ではAT&Tの競合である米Verizonが昨年12月に開始しているほか、日本でもNTTドコモが同月に「Xi」(クロッシィ)という名称のサービスを立ち上げている。
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