米Googleは1月25日(現地時間)、米国で提供しているVoIP利用の音声通話サービス「Google Voice」の新機能「Number Porting」を発表した。ユーザーは自分の携帯電話の番号で同サービスを利用できるようになった。
Google Voiceは、電話番号に当たるGoogle Voice Numberで一般の電話や携帯電話と通話したり、留守電メッセージやSMS(ショートメッセージサービス)を利用したりできるサービス。新機能により、Google Voice Numberに自分の携帯電話の番号を割り当てられるようになった。
Google Voice Numberを携帯番号に変更するには、20ドルの手数料が掛かる。番号はGoogle Voiceの設定ページで簡単に設定できるが、手続き完了には24時間かかる。また、この設定を完了すると利用しているキャリアとの契約はいったん解除されるので、携帯電話での通話を続けるためには新たにキャリアと契約する必要がある。
同機能は現在は既存ユーザーのみ利用可能だが、数週間以内に新規ユーザーも利用できるようになる。Number Portingは、使い慣れた電話番号から移行することに抵抗を感じていた潜在ユーザーの背中を押すことになるだろう。
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