AppleのApp StoreやGoogleのAndroid Marketなどからダウンロードされるアプリは、2011年に世界で177億件に達し、前年から117%伸びる見通しだ――米調査会社Gartnerがこのような調査結果を発表した。
さらに同社の予測では、最初のモバイルアプリストアが2008年7月に立ち上げられてから2014年までに、1850億のアプリがダウンロードされるという。
またアプリ購入およびアプリ内広告収入によるモバイルアプリ売上高は、2011年に151億ドルを超える見込み。2010年の52億ドルから190%の増加となる。無料アプリは全ダウンロードの81%を占める見込みだ。
Gartnerの推定では、2010年のアプリダウンロードのうち、App Storeが約9割を占めていた。同ストアは今後もトップを走り続けるだろうが、ほかのストアが勢力を増してくると同社は述べている。Appleは先に、App Storeのアプリダウンロードが100億件を突破したと発表した。
同社は、アプリ人気は単なるブームではなく、今後もアプリストアには大きなチャンスがあるが、Webアプリに勝る機能性を提供しなければならないとしている。
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