米Googleは2月14日(現地時間)、Webブラウザ「Google Chrome」向けにGoogleの検索結果から任意のWebサイトを排除するための拡張機能「Personal Blocklist」をリリースしたと発表した。Chrome Web Storeからダウンロードできる。まずは、英、仏、独、伊、露、ポルトガル、スペイン、トルコの各言語に対応する。
同拡張機能をインストールすると、検索結果の各URLの下にそのURLをブロックするリンクが表示されるようになる。
このリンクをクリックしてURLをブロックすると、以後そのWebサイトは検索結果に表示されないようになるが、検索結果ページの最下部に表示される「Personal Blocklistで幾つかの検索結果が排除された」というメッセージをクリックすると過去に自分でブロックしたWebサイトの一覧が表示されるので、ここでブロックを解除できる。
ユーザーがブロック/ブロック解除したという情報はGoogleに送られ、Googleはこの情報を検索結果向上に反映させる。
GoogleのWebスパム対策チームの責任者を務めるマット・カッツ氏は、同社が「コンテンツファーム」と呼ぶSEO目的の内容の薄い、低品質のWebサイトが検索結果の上位に表示されるのを阻止する対策をこれまでに幾つか実施しているが、今回の拡張機能により、ユーザーからのフィードバックを対策に取り入れるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR