非営利の米消費者団体が発行する雑誌Consumer Reportsは4月5日(現地時間)、タブレット端末10機種を対象とした性能テストの結果を発表した。米AppleのiPad 2が最高得点を獲得した。
同テストは、Apple、仏Archos、米Dell、米Motorola、韓国のSamsung、台湾のViewSonicが販売する10機種を対象とし、タッチスクリーンのレスポンス、多用途性、可搬性、画面のぎらつきなど17項目を調べたという。その結果、Wi-Fiおよび3G対応の32Gバイト版iPad 2がトップだった。2位はMotorolaのAndroidタブレット「XOOM」。XOOMはiPad 2と同サイズの画面を持ち、iPad 2にはないメモリカードスロットを備え、Flashをサポートしており、Consumer Reportsは同端末をiPadの強力なライバルと見なしている。3位はXOOMとわずかな差の「iPad」だった。
テストした項目で最も機種間の開きがあったのはバッテリー持続時間で、iPad 2は最も長い12.2時間だったのに対し、Archos 70 Internet Tabletは3.8時間しか持続しなかった。
Consumer Reportsはタブレット購入者に、機能に関してはほとんど差がないので、可搬性、メモリ容量、重量を重視するようアドバイスしている。
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