米Googleは5月6日(現地時間)、検索結果でリンク先のページをプレビューする機能「Instant Previews」でFlashをサポートしたと発表した。これまではページにFlash動画が含まれていると、その部分にジグソーパズルのピースのアイコンが表示されていた。
Instant Previewsは、Googleが2010年11月にスタートした検索結果のプレビューサービス。検索結果の各リンクの虫眼鏡アイコンをクリックすると、リンク先のページ画像がその場で表示される。新たにサポートしたFlash動画は、検索エンジンが通常のクロール時にFlashコンポーネントの一部をスナップショットとして保存したものが表示される。
Googleは、プレビュー画像として読み込み中の画面が表示されてしまうWebサイトのオーナーに対し、Flashコンポーネントの読み込み速度を上げるよう勧めている。また、Flashを表示できないユーザー(米AppleのiPadなど、iOS端末ではFlashを再生できない)のために、Flashを使わないWebページも用意するようアドバイスしている。
GoogleはWebでの動画プラットフォームとしてHTML5準拠の「WebM」を推進しているが、WebブラウザのGoogle Chromeや同社傘下のYouTubeなどの主要なサービスではFlashもサポートしている。
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