今年2月24日に打ち上げられ、3月9日に地球に帰還し引退したスペースシャトル・ディスカバリー号が、これまで入っていたオービタ整備施設(Orbiter Processing Facility)から、VAB(Vehicle Assembly Building)に移動するというので行ってみました。
オービタ整備施設は2機入るのですが、現在飛行中のアトランティス号のために場所を空けることになったようです。ディスカバリー号はオービタ整備施設のNo.2に入っていたことから、No.1にはエンデバー号が入っていると思いますが、残念ながら見えませんでした。
移動は炎天下の中行われ、さらに蚊がたくさん寄ってきて大変でしたが、目の前をシャトルが移動するという状況に、それらを忘れて夢中でシャッターを切り続けました。
ディスカバリー号ですが、既にメインエンジンや姿勢制御エンジンが取り外されており、飛行している時とはかなり異なる外観になっています。今後、スミソニアン博物館での展示に向けて整備を行っていくはずですが、飛行のための整備ではないのがちょっと寂しいですね。
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