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“松の木と恋する”恋愛ゲームも!? 盛り上がる「自作ゲーム」文化、投稿サイトで人気後押し ドワンゴ「RPGアツマール」公開(5/5 ページ)

» 2017年01月20日 08時00分 公開
[片渕陽平ITmedia]
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ゲーム制作者の利益を守る仕組みも 「クリエイターが活動しやすい場に」

 ゲームの制作者に利益を還元する仕組みも用意。niconicoのクリエイター奨励プログラムに対応し、投稿作品をプログラムに登録すると、そのゲームの実況動画など派生コンテンツの「子ども手当」が付与され、投稿者には奨励金が支払われる。ゲームの投稿で収入が得られるのは、自作ゲーム投稿サイト初という。

photo クリエイター奨励プログラムに対応

 これまでは、外部のプラットフォームに投稿されたゲーム作品が、ニコニコ動画の実況動画をきっかけに流行した場合、動画の投稿者には奨励金が支払われても、ゲーム制作者には分配ができなかった。「これまではクリエイターの収入を得る仕組みがないに等しかった。niconicoの中にゲームプラットフォームを置かないと、手が届かないし、利益を守ることもできない」(吉澤さん)。

 このほかに、カドカワのグループシナジーを生かし、人気の作品を漫画化、書籍化するなどの展開も検討する。「作品が世の中で認識され、楽しまれて、クリエイターが活動しやすい場にしていきたい」(吉澤さん)。

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