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» 2019年05月13日 09時50分 公開

年収400万円の不動産投資家は、どうやって3年で家賃収入700万円を超えたのか? (6/6)

[斎藤健二,ITmedia]
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 山田さんは、物件を見に行ったときには必ず売り主さんがどんな人なのかを聞くという。

 「売却の理由は? 年齢、ご職業は? とかを怪しまれない程度に。仲介業者は成功報酬ですから、買おうとしている人の質問にはちゃんと答えてくれます。その売り主に響く条件を提示できれば安く買えるんです。例えば、前回申し込みがあったんだけどローンが通らなくて売れなかったんです、という売り主には、『現金で買うから安くしてよ』はめちゃくちゃ効きます。また、不動産投資に興味のない方。相続したけどいらないな、とか、空室も放置してそろそろ引退したい人とか。逆に、リフォーム済みでいかにもきれいな物件を安く買うのはあきらめています」

 不動産の価格が安いのには理由がある。ただし、その理由は必ずしも不良品だったり問題があったりするから安いというわけではないということだ。

 「私の場合、区分マンションをとある企業の社長さんから安く買いました。売却の理由は、親族が住んでいたがいらなくなったとのこと。お金に困ってなさそうですよね。だから、価格交渉に成功したんです。仮にその情報を知らなくても、登記簿を見れば売却の経緯が想像できます。相続だな、とか長く所有しているな、とか。これは誰でもインターネットで見ることができるものです」

 「逆に、高値つかみじゃないのか? と思っても登記簿を見ます。例えば、転売業者が3000万円で仕入れて特になにもせずまた3500万円で売り、次また……という物件は、短期間に売買されています」

 

不動産投資を始めたい方に向けたアドバイスは?

 3年前に不動産投資を始め、毎年物件を買い増していった山田さん。自分が初心者だった頃を振り返って、不動産投資を考える人に伝えるアドバイスはどんなものがあるだろうか。

 「最後は自己責任なんです。ニュースで、銀行とか不動産会社を訴えているじゃないですか。どちらも大変気の毒ではありますが、ちょっと怪しいと思わなかったのかな? とか相談できる人はいなかったのかな? と思ってしまいます。まずは、小さな金額で体験してみることをお勧めします。失敗しても、再起できるので」

 不動産投資の失敗例としてしばしば聞かれるのは、業者の言うがままに投資し、「買ってはいけない物件」に手を出してしまうことだ。そうしたことを避けるためにも、相談できる仲間を見つけることが重要だという。

 「相談できる人や大家の仲間がいると、とってもハードルを越えやすいんです。先輩や先生に励ましてもらうのはとても大事。先生に図面を持っていってアドバイスを聞いたりしています」

 「僕が仲間を得たのは(不動産投資の授業も行う)ファイナンシャルアカデミーでした。生徒同士LINEグループがあったりするんです。『これ買おうと思うんですけど、どうでしょう?』とかやりとりされています。他にもFacebookグループも熱心ですね。大家向けのセミナーなどに顔を出して、そういう仲間を見つけることが大事だと思います」

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