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スマートディスプレイ「Google Nest Hub」でわが家の生活はどう変わったか?Googleさん(3/3 ページ)

» 2019年06月09日 09時00分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]
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欲を言えば

 半日しか使っていませんが、Miniくんに引退してもらい、キッチン担当はNest Hubに決定です。今後のアップデートで追加して欲しいなと思うのは、音量調整を現在のスピーカーとアラーム音に加えて、メディアの再生も別にしてもらえると嬉しい。水仕事をしていてついポッドキャストの音量を上げていて、そのまま何か質問すると大きな声で返事してくれてびっくりしました。

 hub 11 左から、Google Nest Hub、引退するGoogle Mini、ダイニングテーブル担当のEcho Spot

Amazon Echo Show 5も出るけれど

 Nest Hubのライバルはずばり、Amazonの「Echo Show 5」だと思います。あちらはカメラもついて動画チャットもできるし、プライム会員にとっては何といってもプライムビデオが見られるという強みがあります。そして、価格もNest Hubより5240円も安い9980円。

 でも、人によるかもしれませんが、私の場合はAlexaよりGoogleアシスタントとの方が気が合うらしく、より欲しい答えが返ってくるのです。

 その他、位置情報やGoogleカレンダー、連絡帳などいろいろGoogleさんに個人情報を提供しまくっているので、Googleアシスタントは私のことをいろいろ知っていて、それだけのサービスを提供してくれるのも大きなメリット。

 なので私としてはNest Hubに軍配を上げます。

 でも、1万円を切ると急にお手頃な気がしてしまうので、Echo Show 5もダイニングテーブルに今あるEcho Spotの後継者としてお招きすることになりそうですが。

Google Home HubがGoogle Nest Hubに改名したわけ

 名前がHome HubからNest Hubに変わったのは、Google I/Oで発表したように、Made by Googleのハードウェアを「Google Nest」ブランドにまとめていくことにしたからです。「Nest」は日本ではなじみがないですが、Googleが2014年に買収したスマートホーム企業です。創業者でCEOのトニー・ファデルさんがなかなかむにゃむにゃで、しばらくGoogleのハードウェア方針がばらばらな感じでしたが、昨年2月にようやく統合しました。

 米国ではNestはスマートホームの先駆け的なブランドとして定着しているので、「Google Nest」ブランドでまとめるのは分かりやすいです。Googleの日本法人にも「Nest事業本部」というのができたので、今後ホームカメラなどのGoogle Nest製品が日本にも来るといいなぁ。

 hub 10 Google Nest Hubの日本発売は、「Google Nest事業本部」長の秋山有子氏が発表しました

【訂正:2019年6月10日午前7時50分 発売日を訂正しました。】

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