米NVIDIAは8月19日(現地時間)、現在β提供中のストリーミングゲームサービス「GeForce NOW」(以下「GFN」)について、2つの進捗を発表した。独フランクフルトのデータセンターでの「NVIDIA RTX Server」の導入と、Android端末のサポートだ。
GFNは、サーバ側が高性能なので、比較的非力な端末でも快適にゲームを楽しめるのが特徴としている。例えばWindows PCの場合の最低要件は、CPUはX86のデュアルコア、メモリは4GB以上、GPUはDirectX 11をサポートすること。
新たに導入するNVIDIA RTX Serverは、同社が3月に発表したデータセンター向けサーバ製品。40個の「NVIDIA Turing GPU」を採用し、レンダリング性能が高いことが特徴だ。RTX Serverの導入により、同日からドイツと北カリフォルニアのゲーマーはGeForce RTXの性能を一足早く体験できるとしている。
GFNはこれまで、サポートするのはPC、Mac、「SHIELD TV」だけだったが、間もなくAndroid端末もサポートする。GFNアプリのβ版を公開する予定。一部のゲームはゲームパッドがないとプレイできないので、SHIELDやRazerのゲームパッドをBluetooth接続して使うよう勧めている。
GFNは数カ月後に正式に提供を開始する計画だ。日本でもソフトバンクがパートーナーとなっており、提供される見込みだ。
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