キヤノンの1型センサー搭載高級コンパクト「G5 X」がフルモデルチェンジで帰ってきた!
それも予想以上のモデルチェンジっぷりである。
最初にちょっと整理しておくと、キヤノンの1型センサー機は4シリーズあって、「G3 X」は望遠に強い高倍率機で2015年登場以来そのまま。「G7 X」は2014年に登場し、「G5 X Mark II」と同じタイミングで3代目になった。主力モデルなのでリニューアルの機会も多い。一番下の弟分が「G9 X」で小型軽量がウリ。2017年にMark IIが出ている。
で、G5 XはG7 XにEVFを搭載した凸型デザインのモデルとして2015年に登場してそのままだったのである。
だからもう後継機は出ないかなと思っていたところに4年ぶりに登場したのだから驚いた。それもデザインもレンズも完全にリニューアル。デザインの変化には好き嫌いもあろうが、カメラとしての性能がぐぐっと上がってるのは確かだ。
まずは見た目の違い。凸型ボディが上面フラットになった。
でもEVFがあってこそのG5 X。ソニーの「RX100」シリーズのようなポップアップ式になったのだ。
見た目的には、G7 X系デザインのボディにEVFが内蔵された感じ。ポップアップは側面のレバーで行うのだが、ポップアップしたあとで接眼部を引き出す操作が必要で、EVFを本体に戻すときも一度接眼部を戻す必要がある。
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