その代わり、タッチ操作が充実している。おそらく、タッチパネルをもっとも使いこなしているカメラメーカーはキヤノンなんじゃないかと思うくらい。
メニュー操作やQメニューはタッチ操作可能だし、撮影時も四角い枠が付いている項目はボタンになっててタッチ操作できる。
タッチパネルのレスポンスも良い。
もちろんタッチAFもタッチシャッターもできるし、ファインダーを覗いているときはタッチパッドAFも使える。
ただ、顔検出をオンにするとそれ以外が追尾優先に、それ以外のスポットAFや1点AF時は顔検出がオフになるのはちょっと不便なところだ。
バッテリーの持ちはCIPA規格で約230枚(背面モニター使用時)。EVF使用時は約180枚とちょっと少なくなる。
USB端子はUSB Type-Cになった。USB充電は可能と書いてあるが、あれこれ試したところ、USB PD対応電源ならOKだったが(9ボルトでの充電になるようだ)、従来の5ボルトのUSB電源ではできなかったので要注意だ。製品では従来通りバッテリー充電器が付属する。
スマートフォンとの連携はBluetooth+Wi-Fiで、使い勝手は非常に良い。
ボディはちょっとゴツいが、グリップはしっかりしているし、24-120mm相当でF1.8-2.8のレンズは非常に利便性が高いし、動作もキビキビしてるし、いざとなればEVFも使える。
G7 X系とデザインは似たが中身の差別化は以前よりしっかりした。価格差はちょっとあるが、カメラとしておすすめはG5 X Mark IIの方だ。
個人的には前モデルのデザインがけっこう好きで使いやすかったのだが、これはこれで上面がフラットになったおかげで収納性は高く携帯しやすくなったわけで、悪くはないかなと思う。
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