トヨタ自動車は10月28日、カーシェアサービス「TOYOTA SHARE」とレンタカーの無人貸し出しサービス「チョクノリ!」の全国展開を始めた。準備が整ったところから開始し、トヨタ販売店・レンタリース店を中心に順次拡大していく。
TOYOTA SHAREは、トヨタ販売店かトヨタレンタリース店でクルマを借りられるサービス。利用者は専用アプリ「TOYOTA SHARE」(iOS/Android)で借りる場所とクルマを予約すると、15分当たり150円(税込)から利用できる。利用可能時間は15分〜72時間で、予約から1分後には借りられる。
チョクノリ!は、従来のトヨタレンタカーの料金はそのまま、貸し出しを無人で行うことで、貸し出し・返却手続きを短縮したサービス。TOYOTA SHAREと同様、専用アプリ「チョクノリ!」(iOS/Android)で申し込み、トヨタレンタリース店で借りる。利用可能時間は3時間〜1カ月、料金は3時間3850円からと長期間の利用を想定している。
TOYOTA SHAREは1月から、チョクノリ!は5月から都内などで実証実験を実施していた。利用者の意見を踏まえ、全国共通の制度づくりとアプリ、デバイスの開発を進め、全国展開を決めたという。同社は「さまざまなクルマに気軽に乗っていただける機会を創出し、クルマファンを拡大したい」としている。
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