ITmedia NEWS > AI+ >

データサイエンティストの素養は「獣神サンダー・ライガー選手」に学べマスクド・アナライズのAIベンチャー場外乱闘!(5/5 ページ)

» 2019年12月05日 07時00分 公開
前のページへ 1|2|3|4|5       
獣神サンダー・ライガー選手の功績

 今年になってライガー選手は「55歳(※)になって伸びしろがなくなった。『まだ戦える』といわれるうちに引退したい」と宣言しました。

※:獣神ライガー選手は1989年に永井豪宅で誕生していますが、本人の発言をそのまま表記します

 現在データサイエンティストとして活躍する方々は、同じことをいえるでしょうか。ライガー選手と同じくらい業界を変えたでしょうか。まだまだデータサイエンティストは、「伸びしろがなくなった」といえるほど、世界を変えていません。社会問題の解決など、データサイエンティストが活躍する場はいくらでもありますし、それが今後のキャリアプランにつながるでしょう。

 他業種に目を向けると、キャリアプランの参考になる先人はいくらでもいます。特定の分野や業界という狭い視野にとらわれてはいけません。

 ライガー選手は「プロレスが好き」「プロレスは難しいから面白い」と語り、30年かけてプロレスを変えました。データサイエンスも難しいから面白いものですし、データサイエンティストは世の中を変えられる職業です。新しい職業である以上、今までにないことを求められますし、過去の誰かと同じ道をたどることはできません。

 獣神サンダー・ライガー選手は、20年1月4日と5日(イッテンヨン・イッテンゴ)の東京ドーム大会で引退を迎えます。偉大なる“レジェンド”に姿を重ねて、自分のキャリアを見つめ直してはいかがでしょうか。

著者からのお知らせ

8月27日に初の著作「未来IT図解 これからのデータサイエンスビジネス」が発売されました。「今さらデータサイエンスの本?」ではなく「今だからこそデータサイエンスの本」です。新しい技術への向き合い方やあるべき働き方など、さまざまな示唆やヒントが詰まった一冊になりました。ITmediaでも連載している松本健太郎さんとの共著となります。


前のページへ 1|2|3|4|5       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.