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» 2020年10月14日 07時34分 公開

「iPhone 12/mini/Pro/Pro Max」は何が変わった? 11シリーズ+SE 2との比較まとめ (3/4)

[井上輝一,ITmedia]

Proモデルは「LiDARスキャナー」搭載 Pro Maxには「センサーシフト式手ブレ補正」も

 今回発表された4機種は大きく分けて、メインストリームモデルの「iPhone 12/mini」と、カメラ性能に注力したProモデルの「iPhone 12 Pro/Pro Max」の2種類に分けられる。Proモデルの2機種には、これまで「iPad Pro」に搭載されていた、測距センサー「LiDARスキャナー」が搭載された。

「iPhone 12 Pro」

 LiDARスキャナーは被写体の3次元構造を精密に測れるセンサー。カメラ機能と併用することで、暗所でのピント調節も瞬時に行えるとしている。被写体の3Dモデルの作成などにも利用できる。

 iPhone 11 Pro/Pro Maxでは同じトリプルアウトカメラを搭載していたが、12 Pro/Pro Maxではトリプルカメラでも異なる構成とした。

 iPhone 12 Proは超広角(F2.4)、広角(F1.6)、望遠(F2.0)の構成で、2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ、最大10倍のデジタルズームに対応。11 Proに比べて広角レンズ(11 ProはF1.8)が明るくなった。

 iPhone 12 Pro Maxは超広角(F2.4)、広角(F1.6)、望遠(F2.2)の構成で、2.5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、5倍の光学ズームレンジ、最大12倍のデジタルズームに対応。11 Pro Maxや12 Proに比べて、望遠レンズがやや暗く、やや狭い画角(65mm相当)になった。さらに、広角のみセンサーシフト光学式の手ブレ補正に対応。最長2秒まで手ブレを抑えた撮影が可能としている。広角のセンサー自体も従来比47%大きくなったという。

iPhone 12 Proの広角カメラセンサーは従来より47%大型化
センサーシフト式での光学式手ブレ補正に対応するという

 Proモデルでは「Apple ProRAW」形式のRAW撮影に対応(近日予定)。従来の写真データの形式に比べ、豊富な情報が残ることから撮影後にさまざまな微調整が行えるとしている。

 動画撮影にも力を入れる。10bit HDRで4K60fpsの「Dolby Vision」形式の撮影に対応。撮影後の編集も12 Pro/Pro Max上で行えるとしている。特に12 Pro Maxは広角カメラのセンサーが大きくなったために、暗所撮影のビデオ画質が従来に比べ87%向上したという。

 Proモデルのストレージ容量は128GB、256GB、512GBの構成で、11 Pro/Pro Maxでは最低64GBだったところが最低でも128GBになった。

 iPhone 12 Pro 128GBの価格は11 Pro 64GBの発表時価格から据え置きで10万6800円。iPhone 12 Pro Max 128GBの価格は11 Pro Max 64GBから2000円下がって11万7800円。

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