Appleが販売を開始した、M1チップを搭載したMacコンピュータ「Mac mini (M1, 2020)」をチェックしてみた。
Mac mini (M1, 2020) /M1/8GB/256GB/8 Core GPUの構成モデルだ。
なお、CTOで、16GBメモリ、2TBSSDが選択できる。
Mac mini (2018) のスペースグレイカラーから、Mac mini (Late 2014) まで採用されていたシルバーカラーに戻った。
Mac mini (2018)はThunderbolt 3ポートが4つ搭載されていたが、Mac mini (M1, 2020) では、Thunderbolt 3/USB 4ポートが2つ搭載に変更されている。
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応している。
底面はMac mini (2018) 同様、ユーザーによってアクセスできない仕様になっている。
なお、Mac mini (M1, 2020)のメモリやストレージは、基板上に直接実装されているため、購入後の増設は不可。
fnキーを押すと「ひらがな」「ABC」の切り替えが行える。
これは、システム環境設定のキーボード>入力ソースにある入力モードのチェック項目と連動するM1チップ搭載Mac特有の機能。
MacBook Air (M1, 2020) 、MacBook Pro (13-inch, M1, 2020) の場合、fnキーに入力ソースアイコンが追加されている。
システム情報で確認したところ、機種IDはMacmini9,1、M1チップは8コアでパフォーマンスコア4、効率性コア4、システムファームウェアのバージョンは6723.50.2となっていた。
なお、M1チップは、メインが高効率コアで動作し、高い負荷がかかりさらに性能が必要になった場合に高性能コアに変わる仕組みとなっている。
MacBook Air (M1, 2020) の場合、GPUコアが7コアと8コアの2種類販売しているが、MacBook Pro (13-inch, M1, 2020) の場合は、どの構成でもGPUコアが8コア仕様となる。
ビデオのサポートは、1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hzに対応している。
256GB SSDには、Apple SSD AP0256Qが搭載されている。
これまでのようなリンク幅、リンク速度の表示がされなくなった。
また、ボリュームのEFI表示ではなくなり、disk表示に統一されるようになっている。
AJA System Test 15(Rosetta 2)を使用してストレージ性能を計測してみたところ、Mac mini (M1, 2020) /M1/8GB/256GB/8 Core GPUのドライブ性能は、Write 2213MB/s、Read 2877MB/sという性能が出た。
ネイティブ環境での計測値ではないが、これまでのMac miniの中では速い結果となっている。
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