NECネッツエスアイ(東京都文京区)は1月28日、5Gを活用してオフィスや従業員の自宅を相互に接続し、テレワーク中の従業員同士のコミュニケーションを促す実証実験を行うと発表した。
従業員宅やオフィスの様子をカメラで撮影し、5Gで高精細映像を各拠点に伝送。遠隔地にいながらリアルタイムに臨場感のあるやりとりができる環境を作り、テレワーク中の従業員の孤独感やコミュニケーションロスをどれだけ減らせるかを検証する。
加えて、従業員宅にセンサーを設置して温度や湿度、CO2濃度などを測定。管理者がデータを5Gでリアルタイムに取得し、テレワーク環境の改善につなげる実証実験も行う。
実証実験は、コロナ禍でテレワークの導入が進む一方、従業員が孤独を感じたりコミュニケーション不足に陥ったりしているとして1月から実施。2022年3月まで続ける予定。
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