KDDIと日立製作所、NEC、OKIは2月9日、AIを活用して5Gネットワークで起きた障害を自動で解消するシステムの実証実験を1月25日から行っていると発表した。AIで障害の検知からネットワークの最適化、解消までの流れを実証する。
実験では、仮想化した5GネットワークをAIで自動的に更新・運用することを目指す。この仕組みが実現すれば、AIが障害を検知した際、クラウドで行っていた処理をエッジコンピュータで行うよう変更して通信の負荷を軽減するなど、ネットワークを自動で最適化して障害を解消できるようになるという。
4社はテレワークやサービスのオンライン化が進む中で予期せぬ利用者増で障害が発生する恐れがあるとして実証実験を実施。2023年以降の実用化を目指すとしている。
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