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招待制の写真SNS「Dispo」読本(前編) 使い捨てカメラ、トイカメラとはまた違う魅力の撮影アプリ(4/4 ページ)

» 2021年03月17日 09時00分 公開
[納富廉邦ITmedia]
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 ただ、やみくもに撮っても楽しくないので、まず、招待してくれた人のプロフィール画面を見ましょう。自分のプロフィール画面の右中段上目に人の形のアイコンがあります。これがフォロー、フォロワー画面へのボタンなので、それをタップ。多分、招待してくれた人しか表示されないので、その人の写真部分をタップで、相手のプロフィール画面に行きます。そこで、ロールのリストを見て、参加したいロールがあったら、招待者にメッセンジャーやらLINEやら、なんでもいいので直接連絡して「あのロールに招待して!」とお願いします。

photo 招待されたロールのリストから参加したいロールを選ぶ。断っても構わないし、保留にしても良いが、ロールには定員(69人まで)があるので、入るなら早い方が良い

 招待されると、自分の通知画面の上部に緑のポッチがつくので、そこをタップ。でてきたリストから参加したいロールの緑のチェックマークをタップすればロール画面にそのロールが登録されます。

 自分が撮りたいテーマがあれば、ロール画面右上端の+ボタンをタップ。表示された画面でロール名(テーマを分かりやすく表現すること)を入力、プライベートか公開かを選んで、画面右上の「作成」ボタンを押せばロールが出来上がりです。

 ロールへの参加は、公開、プライベート問わず、相手に招待される必要があります。フォローは出来ますが、ここで言うフォローはブックマークみたいなもので、ちょくちょく見たいというロールを自分のロールリストに入れたい時に使う機能ですね。この辺も詳細は後編で。

photo 私が作った「Staircase(階段)」というロール。世界中の階段がさまざまな角度から撮られていて、参加者の皆さんのセンスに驚かされる

 ロールができたら、そのテーマに沿って撮影しましょう。実のところ、Dispoは一言で言えば、写真による大喜利大会なのです。同じテーマの中で、どれだけバリエーションを見せられるかが勝負です。どうせ確認はできないのだから、思い付くままに数を撮ることが、その後の楽しみにつながります。

photo ライブラリ上で自分の写真を見て、ロールへ振り分ける。お気に入りボタンで、自作のお気に入り集も作れるが、これは外には公開できない。自分で見る用だ

 翌朝9時になったら、撮った写真がライブラリに並びます。タップすると拡大表示されるので、それを見て、右上の…をタップして出てくる画面から「ロールに追加」を選びます。すると参加しているロールのリストが表示されるので、追加したいロールを選んでタップ。これを繰り返して、ロールへの仕分けを行います。別に、全ての写真をロールに入れる必要はないし、今は、どこにも振り分けられない写真も、後で、その写真が生きるロールに出会うかもしれないので、そのまま置いておきましょう。

 撮る時からロールに入れることを決めているなら、カメラ画面右下をタップして入れたいロールを選んでおけば、撮影した写真は翌朝9時に自動的にロールに入ります。ロールから削除もできるし、複数のロールに入れることもできるので、その辺りも適当でオッケー。

 ということで、これを繰り返すのがDispoでの撮影です。とにかく、いっぱい撮るのです。後編では、DispoのSNSとしての側面について、掘り下げていきます。

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