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» 2021年03月17日 10時07分 公開

Google、スマートディスプレイ「Nest Hub」第2世代を100ドルで 「Soli」での睡眠サポート付き

Googleが2018年に発売したスマートディスプレイ「Nest Hub」の第2世代を99.99ドル(約1万1000円)で米国などで発売した。「Pixel 4」で使えたモーションセンサー「Soli」を搭載し、ベッドサイドに置けば、身に付けずに機能する睡眠トラッカーとしても使える。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは3月16日(現地時間)、スマートディスプレイ「Nest Hub(2nd gen)」を北米など一部地域で発売した。価格は先代より安い99.99ドル(約1万1000円)。Googleの日本法人によると、日本での提供は「現時点では未定」。

 hub 1 「Nest Hub(2nd gen)」

 最大の特徴は、「Pixel 4」で採用されたモーションセンサー「Soli」採用の睡眠センサー「Sleep Sensing」だ。センサーとマイクが就眠中のユーザーの動きやいびき、咳、周囲の物音、照明の明るさなどを解析し、睡眠の質や長さを報告する機能。カメラは使わず(そもそもカメラは搭載していない)、データをGoogleのデータセンターに送ることもなく、データ解析は端末内で行われる。また、機能はオプトイン(初期設定で無効)だ。さらに、マイクは物理的なスイッチでオフにすることもできる。

 hub 2 「Sleep Sensing」は「Soli」採用の睡眠解析サービス

 解析結果は毎朝ディスプレイで確認できる。深い眠りの時間、咳をした回数、いびきをかいていた時間などが分かる。

 hub 3 「Sleep Sensing」の解析結果

 Googleが買収を完了したFitbitの製品など、同様の睡眠トラッキングサービスを提供するウェアラブル端末も既にあるが、就眠中に充電したかったり、腕にまいたまま寝るのが嫌だったり、つけ忘れたりしがちだ。Nest Hubであれば、ベッドサイドに置いておくだけで機能する。

 この機能は睡眠を専門とする科学者のチームが開発した。米睡眠医学界などのガイダンスに基づく就眠に関するアドバイスも提供する。就眠に関するアドバイスについては、来年まで無料のプレビューとして利用できるとあるので、その後有料になるのかもしれない。また、「将来的にはFitbitのヘルスケア機能とこの機能を統合する方法を模索している」。

 モーションセンサーは、手を振る(ウェイブ)操作でアラームをスヌーズする機能にも生かされている。

 Pixelシリーズで可能な目覚まし設定時間の15分前から画面が徐々に明るくなる「めざましディスプレイ」機能も搭載する。

 Nest Hub(2nd gen)の主なスペックは、ディスプレイは7インチのタッチ対応液晶、スピーカーは1.7インチフルレンジドライバー、物理スイッチでオフにできる3つのマイクを搭載する。Wi-FiとBluetoothで接続でき、プロセッサはArmベースの4コアで機械学習エンジンを搭載する。サイズは120.4×177.4×69.5mmで重さは558g。先代より78g重くなり、奥行きが2.2mm、高さが2.4mm長くなったが、横幅は1.1mm狭くなった。ベゼル幅が狭くなったようだ。色はチョーク、チャコール、サンド、ミストの4色だ。

 hub 4 新旧Nest Hub(右が新モデル。サイズ比率は正確ではありません)

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