勝手に動き回って伸縮するパーティション登場 ソーシャルディスタンスとプライバシー確保 東北大学が開発：Innovative Tech（2/2 ページ）
» 2021年08月13日 15時24分 公開
[山下裕毅，ITmedia]
プロトタイプは、垂直方向に伸びるパーティションと水平方向に伸びるパーティションの2種類を実装。さまざまな場所に移動できるように移動式ロボットをベースに、その上に最大200cmまで伸びるロールアップスクリーンを取り付けた。
プロトタイプを使った、実用的な4つのアプリケーションを設計した。
- 隣り合った席に他の人が着席すると、パーティションが高くなり、作業に集中できる個別の作業スペースを作る
- 1人で作業に没頭したい場合は中の人が隠れるようにパーティションが囲み、外から見えないような高さに設定する。同僚が近づいてくるとパーティションが下がり対面で会話できる
- 多目的スペースで電話をしている際、プライバシー保護のためその人の周囲をパーティションが囲む
- 多目的スペースで突発的な対面の会話が発生した場合、ソーシャルディスタンスを意識させるために、人と人の間にパーティションが移動し距離の確保を促す
関連記事
人間が“鼻輪ウェアラブル”装着 臭いの方向を検知しガス漏れの場所を特定
見た目はカッコ悪いが、人間の嗅覚を大幅に向上させるデバイスだ。
ペンライトを振るとアイドルの衣装が光り、動きが持つ手に伝わる ライブでアイドルと身体的に同期する手法、埼玉大が開発
ペンライトと衣装を関係づけた、アイドルと観客のインタラクティブなライブ。
歯でジェスチャー入力 機械学習で13パターンを区別 コーネル大など「TeethTap」開発
島村ジョーのように加速はできないけど、奥歯をスイッチにすることはできる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。