リモートワーク向けのオーディオに対する意識を聞く質問もある。
自宅仕事で音声・ビデオ通話にワイヤレスのイヤフォン・ヘッドフォンを利用するという回答は59%。2020年から音声・ビデオ通話が増えたとする回答は54%と、いずれも半数越えとなっている。
一方で、今のリモートワークからすぐに元の職場に戻る可能性はないと答えた割合は41%で、意外に元の状態へ復帰できるのはそう遠くないと考えている人は多いようだ。
そんな中で、一般的な音声通話と仕事用の音声・ビデオ通話に使用するオーディオ製品としては、完全ワイヤレスイヤフォンが最多となっている。
特に一般用途では突出しており、単に音楽を聴くだけの用途にとどまっていないことを示している。一方でスマートスピーカーの利用率はワイヤレススピーカーよりも低くなっており、「アレクサ、〇〇さんに電話して」みたいな機能はいまだにイノベーションを起こしていないともいえる。
音質、電池寿命、快適性、使いやすさ、価格といった基本的なニーズを満たす製品であることを前提として、さらに踏み込んで、どのような先進的な音質関連機能が消費者の購入意思決定に影響を与えるかという調査がある。
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