米Twitterは4月28日(現地時間)、第1四半期(1〜3月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比16%増の12億ドル、純利益は655%増の5億1300万ドル(1株当たり61セント)の増収増益だった。純利益にはMoPubの10億5000万ドルでの売却益が含まれる(この売却益を除いた数値は公表されていない)。
mDAU(広告を閲覧した、収益につながる日間アクティブユーザー数)は16%増の2億2900万人で過去最高を更新した。
mDAUについて同社は、2019年第1四半期〜2021年第4四半期の間、「過大評価していた」と明かした。2019年3月に実施したアカウント機能の変更の際に発生したエラーが原因としている。この期間のmDAUが実際よりも140万〜190万多く報告していた。
同社はイーロン・マスク氏による約440億ドルでの買収に合意しており、買収完了後は上場を取り下げる予定だ。今回が上場企業として最後の業績発表になる可能性がある。
買収の保留中のため、今回は電話会見を開かず、恒例の株主向け書簡も発行しなかった。
プレスリリースには恒例のCEO(現在はパラグ・アグラワル氏)のコメントもなかった。同氏は業績発表後、まだツイートもしていない。
マスク氏は業績発表の約2時間後、「Twitterを最大限楽しくしようぜ!」とツイートした。
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