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Googleの新キャンパスはガメラデザインで中身もすごいGoogleさん(3/3 ページ)

» 2022年05月21日 08時24分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]
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ハイブリッドワークにも対応できる宿泊施設も

 Bay Viewのプロジェクトが始まった頃は、新型コロナでこんなにリモートワークが普通になるとはさすがのGoogleさんも想定していなかったと思いますが、建物の中は間仕切りなどを簡単に変えられるフレキシブルな構造にしてありました。

 なので、キャンパスオープンの段階では1階はレストランやアートスペースなどを贅沢に配した、従業員が週に数回出社してきて同僚と交流するための「アクティベーションスペース」にしました。2階には集中して仕事ができるような繭っぽい狭い部屋や数人での会議がしやすそうなスペース、ビデオ会議ができそうなスペースなどが細々と分かれています(迷子になりそう)。これらのスペースも簡単に変更できます。

 bayview 6 2階のビデオ会議用スペース(左)と個人用スペースの例

 また、リモートワーク前提になったので遠くに引っ越しちゃった従業員が出社するときのための、240室の宿泊部屋「Bay View Suites」もあります。もちろん駐車場も広大です。1000人収容できるイベントセンターも併設されるので、来年のGoogle I/Oはそこで開催されるかもしれません。

 このキャンパスに入るのは、Googleのマーケティングチーム(約4000人)。Googleは4月、本社キャンパスについては週に3日は出社してほしいと従業員に告知したと報じられています。遠くに引っ越しちゃった従業員は週に3日スイートに泊まって同僚とリアルに交流するのかな。240室で足りるかな。

 Appleが週3日出社してとお願いしたら、GoogleからAppleに移っていたイアン・グッドフェローさんが反発してDeepMindに出戻ったそうですが、こんな面白そうなキャンパスだったらGooglerの皆さんは出社するかも。


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