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スパコンの性能を示す単位「FLOPS」って何の略?デキるITビジネスパーソンの常識クイズ(2/2 ページ)

» 2022年06月24日 10時30分 公開
[谷井将人ITmedia]
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FLOPS=Floating-point Operations Per Second

 FLOPS(フロップス)は「Floating-point Operations Per Second」の略。「1秒間に処理できる浮動小数点演算の回数」を示す単位のこと。

 浮動小数点演算とは、「AかけるBのC乗」という形式で示された数字を使った計算で、例えば、この計算を1秒に100回解けるなら「100FLOPS」の処理能力を持つといえる。

 世界のスーパーコンピュータの性能ランキングにおいて、2部門で5期連続1位を維持する理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」は、「HPC」という部門で16.00PFLOPS(ペタ-フロップス)という記録を残して1位を獲得した。これは、浮動小数点演算を1秒間に16.00×10^15回(1京6000兆回)実行したという意味になる。

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