ディスプレイは400ニトのLEDバックライトディスプレイから、500ニトのLiquid Retinaディスプレイに。単純に言えば最大輝度が1.25倍になっている。Appleの言う「Liquid Retinaディスプレイ」の定義は実はよく分からないのだが、どうやら上端のコーナー部分が角丸になった液晶ディスプレイのことを指しているようだ。
解像度は、2560×1600ピクセルから、2560×1664ピクセルに。つまりは、上端のFaceTimeカメラのノッチ分だけ、ディスプレイが縦に伸びている。輝度が高くなった分だけ、白がより白くなり、色の鮮やかさが増していると思う。
また、カメラは720pのFaceTimeカメラから1080pに性能向上しているし、スピーカーも4スピーカーサウンドシステムが搭載され、空間オーディオにも対応している。
さらに、3.5mmピンジャックはハイインピーダンスに対応したことで、高性能なモニターヘッドフォンを利用できるようになった。
MacBook Pro 14/16インチと同じく、ファンクションキーがフルハイトになり、Touch IDも大型化した。特に言及されていないが、Touch IDの認証制度や認証速度が向上しているのかもしれない。
というわけで、M1ではなくM2を選ぶことで価格は約2割増し。約2割増しのCPU性能。5〜6割増しのGPU性能。そして、新設計のボディー、より明るいディスプレイ、音質のいいスピーカー、画質のいいカメラを得ることができる。
仕事がドキュメントの処理や、メッセンジャー、メール対応などが中心であれば、M1 MacBook Airで十分。学生さんも高度な演算を必要とする理系の学生でなければ、M1 MacBook Airでいいだろう。
業務でビデオ編集などグラフィックスを扱うことが多かったり、新しいボディーに魅力を感じていて、金銭的に余裕があればM2 MacBook Airを選んでいいと思う。
その後、ドルは140円に近くなっている。今後、この為替相場が反映されるとすれば、さらに値上がりする可能性もある。高価に感じるとはいえ、今が一番安くて買い時である可能性すらあるのだ。
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