「Insta360」のアプリで無茶な動画を作ってみた：荻窪圭のデジカメレビュープラス（2/6 ページ）

[荻窪圭，ITmedia]

Insta360アプリに任せればこんな無茶な映像も簡単に

　カメラ自身は写真、動画、タイムラプス、スターラプス、インターバル撮影などなど非常に多彩な撮影機能を持っているけれども、その辺は別途レビュー（リンク）に譲るとして、今回使ったのは動画撮影（6K/30fps）だけ。

　シンプルな撮影でも360度分あればあとから様々な映像を作り出せるユニークさがテーマだ。

手に持ってシャッターを押せば360度全部を撮れる。それをどう使うかが腕のみせどころだ

　Insta360アプリはカメラとWi-Fiでつないで撮影・再生するほかに2つの大きな機能を持っている。

　1つはマニュアルの編集機能。カタログから再生した際、そのまま編集作業に入るベーシックな編集機能と、ストーリーズの「ストーリー作成」がある。後者は「ストーリーズ」という名から分かるように、短くてBGMが付いたインパクトのある映像を作るものと思っていいと思う。

　もう1つはInsta360が用意したテンプレートが詰まった「編集ラボ」。このテンプレートは昔からある機能だけど、どんどん数が増えていて2022年現在で約30種類。

ストーリーズを開くと、編集ラボにいろんなテンプレートが約30種類ある。

　まずは「編集ラボ」のテンプレートからいくつか使ってみたい。