次に挑戦したのが「フリーズスロー」。
録画状態の360度カメラを真上に放り投げた動画を元に、一番高く上がったところで動きを止めてぐるっと周囲を見渡して降りて来るという動画を作ってくれる機能だ。
10万円以上するカメラを真上に投げて落とさないように受け止めろ、って発想も面白いけど、これ、360度映像が素材としてあるからこその機能なのである。ドローンでも使わない限り、空中での撮影アングルとかコントロールできないからね。
どのテンプレートも最初にチュートリアルが表示されるので、撮るときにそれを参考にするべし。
で、やってみたのがこちら。
最初は投げ上げる人をトラッキングし、一番上に到達したところで真下を見る感じになる。超広角なので高く上がった感がいい。
なるべく回転しないように投げろ、と指示があったけど思い切り回転しちゃいました。でもちゃんと投げた人をトラッキングしてるし、中に持ってるジャイロセンサーのおかげで水平もしっかり撮れてる。すごい。
そしてそこでぐるりと周辺を見渡し(ここは頂点に達したときの360度分の画像を時間を止めて回してる感じ)、真下を向いてから落ちてくるのである。
動画はこちらをどうぞ。
これ、360度映像ならではの面白さが詰まっていると思う。実際にはカメラは斜めでくるーっと回転しながら投げられてるんだけど(あれを回転させずに投げるには修行が必要だ)、ちゃんと投げた人をトラッキングしてるし、頂点でぐるっと周辺を見渡してるように見える。
普通のアクションカメラで撮ろうと思うとすごく大変だ。
どうしてもカメラが分厚い分2つの継ぎ目部分で不自然なところは出ちゃうけど、将来、AIさんがなんとかしてくれるといいなあと思いつつ、現状ではまあしょうがない。
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