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「Insta360」のアプリで無茶な動画を作ってみた荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/6 ページ)

» 2022年08月28日 08時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
  • シネラプスとパラレルプラネット

 続いて動きが派手なもの、ということで「シネラプス」。

 自撮り棒の先につけて歩いた2分くらいの動画を2本以上録る、というのでそのようにして、団地の中を抜ける暗渠を歩いてみた。

 そして、シネラプスのテンプレートにかけると、超高速で低空を自在にぐわんぐわんと飛び回るムービーに。

 撮影は自撮り棒の先にカメラを付けて高い位置にかかげて歩いただけである。

「シネラプス」と名づけられたテンプレート。素材は2分くらいだが、高速で低空をぐわんぐわんしたりぐりんぐりんしながら飛び回る動画を作ってくれた

 最後は「パラレルプラネット」。

 三脚に立てたInsta360 ONE RSの回りをぐるぐる回る動画をとってやると、リトルプラネットの上を走り続ける動画を作ってくれる。パラレルなのは、円の内側でも走るから。

 自動的に人物を検出してトラッキングして自動的に生成してくれるのがInsta360らしいところだ。

10秒ほどのぐるぐる回る縦長ムービー。ちょっとした一発芸的なものだけど

 こんなテンプレートが大量にあるので、ストーリーズなどのショートムービー素材作成用に、あるいはInsta360で作れる映像のサンプルとして試してみるのがいい。とりあえず飽きるまでは遊べる。

自分で編集してVlog用に

 用意されたテンプレートを使うとAIがいろいろと考えてさくっとユニークな映像を作れるけど、テンプレートはテンプレートなので、似た感じになっちゃう。

 で、派手な技じゃなくていいので、素材が360度映像ならではのHD動画ってのを普通につくりたい時は、編集機能を使う。

 とりあえず、ストーリーズの「ストーリー作成」をで360度動画からなんてことないフルHD映像を作ってみよう。

 ストーリー作成を開いて素材とする動画を選ぶ。

サムネイルを見ながら、使いたい素材を選ぶべし。複数のクリップをつないだ映像も作れるが、今回は1つだけ

 そして編集画面になると「360度クリップをリフレーム」である。360度から動画として使いたいアングルを決めていく作業で、これが基本となる。

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