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AIでどこまでできる? 絵心のないプログラマーが「ChatGPT」と「作画AI」でマンガを描いてみた清水亮の「世界を変えるAI」(3/11 ページ)

» 2022年12月09日 20時00分 公開
[清水 亮ITmedia]

 さて、次に絵を描かなければならないのだが、筆者が運営するMemeplexという作画AIサービスで、まずは適当に設定から絵を描かせてみる。

「木星の衛星エウロパにある荒廃した都市、セクターヘブン」で、いくつか絵が出てきた。

 こうした素材を組み合わせてページを作る。

 次に、キャラクターだが、作画AIの弱点として、同じキャラクターが出せないというものがある。そこで、主人公の五反田三郎は、筆者自身をAIに学習させて使うことにした。それだと誰にも遠慮することなく使えるからだ。

 Memeplexの新機能であるカスタムモデル学習サービスを使って、自分の容姿を学習させる。うまく学習できると、AIで自分自身を再現することができる。似てるようなそうでもないような感じになるが、キャラクターの方向性を固定できるのは大きい。

Memeplexの新機能であるカスタムモデル学習サービス

 一方ヒロインは、金髪で白いドレスの美少女という設定のまま描かせて、できるだけいろいろな場面で似ている顔の絵を使うことにする。

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