インストールが終わったら、ほかの関数と同じようにGPT関数にパラメータを指定してあげれば、GPTが答えを返してくれる。
=GPT(prompt, value, temperature, model, maxTokens)
この関数は“prompt”以外はオプションなので、最小限で使うなら、次のように入力すれば動く。
=GPT(A1)
A1=” アインシュタインは何年生まれ?”
しかしスプレッドシートであることを有効活用するには、下記のように入力すれば、関数らしい使い方ができる。
=GPT(B1,A2)
B1に「何年生まれ」、A列に名前
GPT-3のモデルも選択できるので、モデルごとに答えがどう変化するかを簡単にチェックすることもできる。
GPT-3を使ったサービスはいろいろとあるが、まさにスプレッドシートを使って自分専用のAIアプリを作成できるともいえる。
なお、ChatGPT in Google Sheets and Docsを開発したのはTalarianという会社で、Google Workspace向けのアドオンを主に開発している。OpenAIのAPIは、先述したように無料分を超えたら費用がかかるが、ChatGPT in Google Sheets and Docs自体は無料で利用できる。
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