ベンチマークをトータルで見ると、M2 MacBook Airに対して、コア数が増えているのに見合った性能向上を果たしていることが分かる。CPUのマルチのスコアが約1.7〜1.8倍。GPUのスコアも1.6〜1.9倍となっており、期待通りの性能が得られていると思っていいだろう。
また、筆者所有のM1 Pro搭載機であるMacBook Pro 14インチと比較してみたが、CPUマルチのスコアは約1.21倍、GPUのスコアは約1.3倍程度伸びている。1年と少しの間に約20%性能が向上するというのはかなり順調な性能向上だ。旧モデルユーザーとしては少し悔しい。
別途貸与を受けているほぼ同スペックのM2 Pro MacBook Pro 16インチとも比べてみたが、こちらはほぼ同じ数値を示した。つまり、Mac miniとMacBook Pro 16インチモデルに搭載されているM2 Proは、ほぼ同一スペックのものと思って良さそうだ。
性能差を見てみても、M2 Pro搭載Mac miniは十分お買い得な新製品だといえるだろう。
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