2月23日から26日の4日間、横浜市のみなとみらいにあるパシフィコ横浜にて「カメラと写真映像のワールドプレミアショー CP+2023」が開催中だ。
日本最大のカメライベント、CP+はなんと4年ぶりのリアル開催。2019年を最後にコロナ禍の影響で2020年から2022年の3年はオンラインイベントのみとなっていたのだ。
今年はパシフィコ横浜のリアル会場とオンラインイベントの2本立てとなったが、やはり注目は4年ぶりのリアル会場。
ちなみに前回パシフィコ横浜で開催された「CP+2019」は、その前年秋にニコンの「Z 6」と「Z 7」、キヤノンの「EOS R」が発売され、開催直前にパナソニックが発表した「LUMIX S1」が初お披露目となった年。既にα7シリーズでその地位を確立してソニーを含め、各社のフルサイズミラーレス一眼が出そろった記念すべき年だったのだ。
それを思うと、隔世の感があるわけで、この世界において4年ぶりってのはもう“ひと昔前”に等しいのである。
そんな久しぶりのCP+開催にワクワクする人もいれば、リアルイベントの感覚が薄れてピンとこない人もいるだろうし、新しくカメラにハマった人にとっては初めてのイベントでもあるかもしれない。
というわけで初日に行ってきたのである。
今回はコロナ禍の影響もあってか、Webでの事前登録に加えて、あらかじめ入場証をA4の紙にカラープリントして持ってきてほしいという、いささか面倒な手順が提示されてハードルは高くなってしまったが、現地には数は多くないものの入場証発券機が数台用意され、その場で出力できるようになっていた。
入場証にはQRコードも印刷され、入場時に必ずコードを読み込むという運用だ。
久しぶりのCP+リアル開催だったが、出展社が減ったこともあり、会場はややコンパクトに。
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