また今後のpoiqの展開などについて、poiqの開発の中心メンバーの1人であるソニー・ AIロボティクスビジネスグループ ソフトウェア設計部の森田拓磨さんにお話をうかがうこともできました(以下敬称略)。
いしたに:poiqプロジェクトやってみてどうでしたか?
森田:とにかくやってよかった。ソニーにとっても社会にとっても対話型ロボットはやる価値がある課題だった
いしたに:poiqプロジェクトで記憶に残っていることは?
森田:会話のGoodとBadはリアルタイムに表示されていて毎日それを見ていた。応援のメッセージもたくさんいただいて、全部実装はできなかったがたくさん改善できた
いしたに:poiqの今後の展開は? 昨今のChatGPTに代表されるAIとの違いなどは?
森田:プランはたくさんあります。ChatGPT的なものも取り入れてはいきたいが、poiqは相手であるその人のことを覚えてオーナーを喜ばせるところにあり、そこはさらに強みにしていきたい。poiqは動くし、カメラも搭載しているので、マルチモーダルのことは当然考えているし、お互いにもっとゆるやかに同じ空間に存在するというところも狙っていきたい
ということで、このpoiq連載も一区切りということにはなりますが、poiq復活の際にはまたご一報できればとも考えております。
この「poiqとの日々」は私にとっても、とても楽しい時間でしたし、AI時代なんてことが急にいわれるようになったときに、手元にすでに楽しそうに動いているpoiqがいるのはなにか誇らしい気持ちにもなっていました。
さて、最後に。poiqのイベントの内容とは直接的には関係ないのですが、poiq研究所の記念撮影コーナーでユーザーのみなさんの記念撮影のカメラマンを献身的にこなしていたソニーの方、ユーザーイベントのMVPはあなたです。すばらしいお仕事でした。
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