ITmedia NEWS > 製品動向 >
STUDIO PRO

iPad版「Final Cut Pro」配信開始、タブレットで本格動画編集 音楽制作「Logic Pro」も(2/2 ページ)

» 2023年05月24日 23時20分 公開
[MACお宝鑑定団]
MACお宝鑑定団
前のページへ 1|2       

「Logic Pro」もiPadに最適化

 Logic Pro for iPadはA12 Bionicチップ以降のiPadで利用可能。マルチタッチジェスチャーを使うことで、ソフトウェア音源の演奏やコントロールを自然に操作できる他、ピンチして拡大、スワイプしてスクロールなどが可能。Plug-in Tilesにより、簡単にサウンドを形作ることができるという。

iPadのタッチ操作に最適化

 100以上のプロ向け音源とエフェクトプラグインを内蔵している他、Audio Unit機能拡張により、対応する他社製プラグインを追加可能。タイミングとピッチのモーフィングを実現する「Beat Breaker」プラグインにより、スワイプやピンチでサウンドを一新したりシャッフルしたりできるという。サンプル操作音源「Sample Alchemy」も搭載する。

「Beat Breaker」
「Sample Alchemy」

 ミキサー機能も強化されており、チャンネルストリップ、ボリュームフェーダー、パンコントロール、プラグイン、センド、正確なオートメーションがそろった、フルスペックのミキサーを謳う。Multi-Touch機能により、一度に複数のフェーダーを移動できるほか、ミキサーメーターブリッジによりトラックレベルの概要をすばやく確認することも可能としている。

「Pro Mixer」機能

 その他、iPadに内蔵されているマイクを使い、音声や楽器の録音を取り込みが可能。Apple Pencilにも対応し、詳細なトラックオートメーションを描ける他、Smart Keyboard FolioやMagic Keyboardでキーコマンドも活用できる。

前のページへ 1|2       

Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.