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Threadsは当面“広告まみれ”にならない? ザッカーバーグ氏「収益化は、10億人に届けられると確認してから」

» 2023年07月07日 07時28分 公開
[岡田有花ITmedia]

 「製品が10億人に確実に届けられると確認できたら、その時点で収益化について考える」――米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、新SNS「Threads」についてこう述べた。当面は、安定したサービス運営を、収益化より優先するようだ。

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 著名な投資家がThreadsに投稿した、「ザックは、Threadの全ユーザーに広告を投下する時をよだれを垂らして待っている」という内容に返信してこう述べた。

 「私たちのアプローチは他のすべての製品と同じ。まず製品がうまく機能するようにしてから、10億人に確実に届けられるかを確認し、その時点で収益化について考える」。

 つまり、サービスが安定し、ユーザーが10億人規模でも問題なく動くようになれば、収益化を始める、ということのようだ。

 Threadsの登録ユーザー数はサービス開始から1日で3000万人を超えるなど急激に増えているが、安定稼働が続いている。

 Facebook、Instagram、Messenger、WhatsAppをまとめたMetaの主要サービスの合計月間アクティブユーザーは約38億人(2023年4月の決算発表より)。

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