マイナビは8月28日、2024年卒業予定の大学生と大学院生を対象に実施した7月の学生就職モニター調査結果を発表した。就職活動に影響したニュースワードを聞いたところ、1位は「初任給アップ」(22.2%)で、2位は3年連続で「テレワーク、在宅勤務」だった。
3位は「働き方改革」(18.2%)。昨年まで3年連続で1位だった「新型コロナウイルス感染症」は18%で4位だった。5位は「withコロナ」、6位には「人工知能・AI」が入った。
マイナビは「企業の安定性や社会変化への順応性を評価する基準として、初任給アップが実現できているかどうかを見ている様子がうかがえた」としている。
この他、就活生の間で最も流行った就活用語を聞いた設問では、コロナ禍で回答が大きく変化したとされる「ガクチカ」(面接でよく聞かれる、学生時代に力を入れたこと)が1位だった。2位は「NNT」(無い内定。内定がないことを内々定にかけた)、3位は「お祈り」(選考に落ちること。不採用通知の『今後のご活躍をお祈りしております』という文言から)がランクインした。
調査は7月25日から31日にかけ、Webアンケートで実施した。対象は2024年卒業予定の全国の大学生と大学院生で、有効回答は1748人だった。
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