次に目を引いたのは、リアのテールランプと社名バッジ。ランプは「コ」の字形状になり、トランクを開けるとランプ全体がトランクリッドと共に上に跳ね上がる。また、社名バッジは、旧型では「T」のテスラロゴだが、「TESLA」の文字に変わった。ロゴという象徴表現に替わり、社名を明示的に示すことで、一般向けにアイデンティティーの確立を狙っているのだろうか。
フロントとリアのデザインが大きく変化した一方で、サイドのデザインは変わらない。各所の曲線やプレスラインもほぼ同じ。フェンダーのホイールアーチやサイドカメラの位置も同様だ。
サイドビューのデザインに大きな変更はないものの、全長が4695mmから4720mmへと拡大した。他のサイズはほぼ同じ。狭い道の多い日本において、全幅の拡大は困ると思っていただけに、ミラーを含まないで1850mmと、現状維持はありがたい。ただし、最低地上高が140mmから138mmへと2ミリだけ下がった。
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