ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)が発表した新しいPS5。これを受けて10月11日にはX(旧Twitter)で一時「PS5値上げ」「コントローラー値上げ」といったワードがトレンド入りした。
現在、光学ドライブ搭載のPlayStation 5は、ソニーストアの直販価格で6万478円だが、新モデルは6万6980円になる。ドライブのないデジタル・エディションは現行モデルが4万9478円なのに対し、新モデルは5万9980円だ。
ただし、どちらも本体がスリムになり、内蔵SSDを825GBから1TBへ増量。デジタル・エディションは別売のUltra HD Blu-ray Discドライブ(1万1980円)を増設できるといった機能強化もあり、一概に比較はできない。
またX上では「為替を考えれば(日本の価格は)がんばっている」と指摘する声もみられた。PS5は日本や中国で生産していると報じられているが、国産であっても多くの部品を輸入しなければならず為替の影響は無視できない。SIEが最初のPS5を発売した2020年のドル円相場は1ドル106円程度(年間平均)だったが、現在は149円程度とかなり円安になっている。
一方、同じ商品の価格改定を行うコントローラーでは“値上げ”が際立つ。例えば「DualSense ワイヤレスコントローラー」(ホワイト)は現在の7678円から9480円へ、「PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット」は現在の1万978円から1万2980円に。新価格は新PS5の発売に先立ち、10月18日から適用される。
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