すっかりスマートフォンにしてやられたコンパクトデジカメ市場。数年前、生き残るのははっきりしたターゲットを持った製品だといわれた。その一つが防水耐衝撃のタフネスカメラだ。
リコーの「WGシリーズ」は2022年に新型モデルを出している。じゃあタフネスモデルの雄であり、定番だったオリンパスのTGシリーズはどうなった? 最後が2019年に発売された「TG-6」だったのだ。
あれから4年。オリンパスのカメラ事業は切り離されてOMデジタルソリューションズ(OMDS)となり、アウトドアカメラといえば「GoPro」を代表とするウェアラブルな製品になりつつある。オリンパスが誇ったタフカメラはどこへいった!
心配することなかれ。OM SYSTEMブランドで最新モデル「TG-7」が登場したのだ。
ぱっと見た感じは、「TG-5」やTG-6と変わらない。
見ての通り、基本デザインは同じなのである。ちょっとシンプルになったかなというくらい。
実は、オリンパスのタフシリーズ初代最上位モデルである「TG-1」(2012年)からボディの中央にレンズを配置し、上面中央にGPSを内蔵し、レンズ周りのリングを外せば各種アクセサリーを取りつけられるというデザインは変わっておらず、アクセサリーも共通なのだ。
そのくらい定番デザインの定番シリーズなのである。
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