ITmedia NEWS >

無理に画素数を上げないという選択──定番防水タフネスデジカメに待望の後継機「TG-7」荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/7 ページ)

» 2023年11月03日 07時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 その特徴は2点。

 ダイビングにも対応したタフさと超マクロ撮影機能だ。撮影モードダイヤルにも「水中」モードと「顕微鏡」モードが付いている。

背面から。撮影モードダイヤルに「顕微鏡」と「水中」(魚マーク)を持っているのがTGの特徴だ。

 まずはタフさから。

 15m防水、2.1mの耐衝撃、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、防塵で耐結露と過酷な環境に耐えられる仕様だ。さらに別売りでレンズ部保護用のレンズバリアや衝撃に耐えられるシリコンジャケットも用意されているなど、より過酷な環境へ持っていくことを想定したアクセサリー類が充実しているのだ。

濡れても水没しても問題なし。海の水につかったり砂まみれになっても水洗いすればいいのだ

 水しぶきをかぶるのはもちろん余裕。

隅田川のクルーズ船から水しぶきごとタワーマンション街を撮ってみた(25mm相当 1/400秒 F2.8 ISO100)

 潜水はできなかったけど、とりあえず水中での写真も1枚。

公園の池で金魚を撮ってみた(41mm相当 1/40秒 F2.8 ISO320)

 ダイビングのみならず、登山とかマリンスポーツやウインタースポーツ、大自然の中でのフィールドワークといった使い方に向いている。

 特にGPSや各種センサーを搭載しており、位置情報の他、気温や標高、気圧も記録してくれるのでフィールドワークの記録用としてもいい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.