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無理に画素数を上げないという選択──定番防水タフネスデジカメに待望の後継機「TG-7」荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/7 ページ)

» 2023年11月03日 07時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

タフネスさと顕微鏡モードがTGの一番の特徴だ

 TG-7はタフネス仕様のコンパクトデジカメだ。

 イメージセンサーは1/2.33型で1200万画素。このクラスのコンデジはたいてい1600万画素はあるものだが、1200万画素に抑えているのがいい。

 レンズはボディ内で90度折り曲げる屈曲光学系(最近はペリスコープ型という方が分かりやすいか)。25-100mm相当の4倍ズームでF値はF2.0-4.9。ワイド端でF2..0を実現しているのが特徴だ。

レンズが飛び出ない屈曲光学系を採用しており、タフネスさに寄与している

 いつものガスタンクでワイド端とテレ端を。AUTOモードで撮ったので、ちょっと彩度が高めに出た。

ワイド端でガスタンク。彩度が高めなのはAUTOモードでカメラ側でそう判断したのだ。ディテールにも不自然さは無く画質はさすが本職デジカメだ(25mm相当 1/250秒 F8 ISO100)
100mm相当のテレ端でガスタンク(100mm相当 1/400秒 F6.3 ISO100)

 イメージセンサーだけを見ると、イマドキのハイエンドスマートフォンの方が大きなものを搭載しているけれども、自然な写りはさすが本職デジカメだ。

 また、TG-7の魅力はそこだけじゃない。

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