そして横に開くとぐるっと回してバリアングル撮影が可能だ。
ファインダーは約940万ピクセルの高精細タイプ。最高で240fpsのフレームレートまで選べる。ブラックアウトフリーなので飛んでいる被写体も追いやすい。
飛翔するウミネコもきっちり追えた。首をちょっと傾げてるのが愛らしい。
と、動きものを撮るには素晴らしいカメラであるが、センサーが根本的に新しくなったとなると気になるのは感度回り。
α9 IIIのISO感度は、ISO250からISO25600。それより上と下は拡張ISO感度(最高でISO51200)となる。ちなみにα9 IIは、ISO100からISO51200で拡張ISO感度でISO204800までセットできるわけで、前モデルより常用で1段、拡張で2段分最高ISO感度が低くなった。
ベースとなっているISO感度がISO250と高いのは高感度に強いからではなく、むしろちょっと高めのISO感度で性能が出るようにチューニングされたんだと思う。
確かに他のα7や9とISO25600あたりで比べると、ちょっとノイズが速めに増えてディテールが甘くなる感じはある。昨今の高感度に強いカメラに比べるとちょっと弱いけど、それが気になるレベルかどうかは使う人と被写体によりけりかな。
もう1枚、飼い猫に指を嚙まれたの図。こういうときは室内でも速めのシャッタースピード欲しいからね。
では、最後におまけでいつものガスタンクを含む3枚を。
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