コロナ禍が以前より落ち着きを見せ、出社を増やす企業も増えてきた。出社とリモートワークを使い分ける「ハイブリッドワーク」も普及し、IT業界の働き方は以前より柔軟になりつつある。しかし、オフィスの最適化が間に合わず「備品が足りない」「Web会議スペースが足りない」といった問題につながるなど、柔軟な働き方に対応し切れない企業も少なからず見られる。
一方で「総務ではなく、情シスに相当する部門がオフィス作りを手掛ける」という、一風変わった手によって、働き方の向上を目指す企業も存在する。マネーフォワードだ。同社は2023年3月にオフィスを増床。改築を手掛けたのは、総務ではなく情報システム部に当たる「CIO室」だ。
高野蓉功(ようこう)CIO率いるCIO室が手掛けたオフィスは「ケーブルは基本USB Type-Cで統一」「スマートフォン充電用のLightningケーブルとUSB Type-C完備」など、ITビジネスパーソンにうれしい“情シスっぽい工夫”が満載。果たしてCIO室が手掛けたオフィスはどんなものなのか、そもそもなぜ情シスがオフィス増床を手掛けることになったのか。実際にオフィスにお邪魔して話を聞いたので、現地の画像と共に紹介する。
また、本取材の内容はこちらの動画でもレポートしている。オフィスの全景を紹介している他、高野CIOや、実際にオフィスで働く社員へのインタビューも実施しているので、ぜひご参照のこと。
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