プリキュアの商品イラストに生成AI? Xで指摘相次ぐ→公式が否定する事態に 「現代の魔女狩り」との声も
商品イラストに画像生成AIは使っていない──テレビアニメ「プリキュア」シリーズの公式Xアカウント(@precure_15th)は3月22日、そんなポストをX上に投稿した。同アカウントが告知したある商品に対して、一部ユーザーから「このイラストには生成AIを使っているのではないか」という声が上がっていたためだ。
プリキュア公式Xは14日、「ふたりはプリキュア Max Heart」の新商品を5月上旬に販売すると告知。テレビアニメなどで使われている絵柄よりも、シックなデザインのキャラクターが描かれた商品を披露した。
しかし、この投稿に対して一部のユーザーから「イラストに生成AIを使用しているのではないか」などと指摘する声が上がった。指摘したユーザーたちは「指の組み方に無理がある」「髪の毛束に違和感」などイラストの細部に問題があると述べていた。これを受け、他ユーザーからも「確かにAI絵っぽい」「靴のデザインも左右で違う」と同調する声が上がっていた。
画像生成AIを使って出力したイラストには、細部に矛盾が生じる場合もある。例えば、人のイラストならば指が6本になってしまったり、背景などであれば建物の輪郭や水の流れが不自然に描かれてしまったりする場合もある。一方で記事執筆時点では、人が描いたイラストと、AIが出力したイラストを的確に判断する方法は存在していないのが現状である。
そのため、AI利用疑惑を投げかけるユーザーに対して「なぜAIという根拠がないのに騒ぐのか?」「絵を描いているとこのくらいのミスは普通にある」「『AIに見える』ってコメントがどれだけ絵を描く人の心を苦しめるか。その言葉で辞めちゃう人もいるから軽々しく使える言葉じゃない」など擁護する声も上がっていた。
これらの声を受け、プリキュア公式Xは22日、指摘があった投稿を引用する形で「本商品のイラストは弊社の意向により描き起こしたものであり、画像生成AIを使用したイラストではございません」とポストした。
この投稿に対して「公式にわざわざこの声明出させる時点で、臆測でのAI生成扱いは迷惑行為だと気付こうよ」「AIでも描き起こしでも監修不足なのが一番よくない」「指摘した人たちはちゃんと謝ることができるのでしょうか」などの意見が上がった。中には、この流れに対して「現代の魔女狩り」と、やゆする声も見られた。
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