これらはGR III(2019年発売)とGR IIIx(2021年発売)の特別エディションであるから、いまさらGR IIIやIIIxの操作感や画質について細かく触れはしなかったけれども、基本的にポケットに入れられるサイズで思いのままにさっと撮れるカメラだ。
APS-Cサイズセンサーなので画質もいいし、リコーならではのシャープな描写がある。
何より小さいのがいい。レンズもあまり飛び出ないので、目立たずにさっと撮れるし、機動力が高いのでこれを持って歩いていると、デジタル一眼ではレンズを向けないようなものに目がいく。
GRの面白さの1つかと思う。
そんなGRにハイライト部を柔らかく描写するHDFを内蔵したのが今回のモデル。特に夜のスナップを多めに撮りたい人や逆光でのスナップが多い人なんかにいい。
これで、GR IIIシリーズも4モデルになった。
レンズが28mm相当か40mm相当か、NDフィルタ内蔵可、HDフィルタ内蔵かの4パターンのマトリックをかける。もし個人的にどれか選べと言われたら、GR IIIxのHDFエディションかな。で、普段はHDFをオンにしたまま撮って歩くような気がする。
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