来週公開されるというiPadOS 18.1から、英語(US)版ではApple Intelligenceを使える。
現時点でも、iPadOS 18.1(パブリックβ)で使用言語を英語(US)に切り替えることで日本でも試用可能なので、レポートする許可を得て試してみた。
といっても、まだ機能は限られており、Writing Tools(作文ツール)と、Siriぐらいしか機能しない。
早速、Writing ToolsのSummary(要約)機能を試してみたが、「そりゃそうだろう」という要約が返ってきた。
まだ、「これなら他の生成AIでもいいじゃない?」という状態ではあるが、こうやってOSに含めて提供されることで、今後も便利に進化していくのではないかと思う。
Siriも従来に比べて飛躍的に流ちょうなやりとりが可能になった。筆者の英語の方が流ちょうでないので十分に活用することはできないが(笑)、「Show me the emails from Apple that came in the past two weeks」と言うと、ちゃんと最近Appleから来たメールを見せてくれた。まだ融通の効かないところはあるようだが、日本語で使えるようになるともう少し便利になりそうだ。ちなみに、Siriを呼び出すと画面のフチが虹色に光る。
今のところは、まだChatGPTの方がだいぶ便利そうだが、Apple Intelligenceの進化も楽しみだ。メールやメッセージ、スケジュール、連絡先というアプリを操作できるのが便利。これまでは、メールの署名欄を連絡先アプリに書き写すだけでもひと苦労だったが、そういった手間は省略できそうだ。
ChatGPTのAdovanced Voice Modeを立ち上げて置いておくのも便利な使い方のように思えた。まぁ、iPhoneでやればいいことだが、電源につないで立ち上げっぱなしにしておくと、いろいろ質問するのに便利だった。
コンパクトなiPad miniは、Apple Intelligenceが使える最安端末でもあり、生成AIの時代になって、ますます便利に使えるデバイスに進化しそうだ。
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